お別れバイキング
日付:2014/03/05
今年度最後のランチの会でした。
一年間、子ども達と食べること、食べ物の命、味覚や臭覚、触覚など五感を通して様々なことを感じてほしくランチを導入してきました。
時には、食べ物を自ら作り育て食する。
原材料から加工品を作ってみる。
私たちが簡単に食する事のできている食べ物には沢山の人々の手間と愛情が加わっていることを知りました。
身体にどんな力になるのか、栄養や血液や骨になることも知りました。それでもやっぱりこれは食べられない・・(>_<)と涙を流したみんなです。
無理強いは、出来るだけしないように。
それでも集団生活というものは優しいものではなく「〇〇ちゃん食べられないの?」とか「なんで残すの?」とか子どもたちなりのみんな平等を訴えます。
食べられない物があるときは、先生や食べられるお友達にも手伝ってもらいますが、ちょっとだけ頑張ってみよう。ちょっと食べられるようになると本人の自信にもつながります。
みんなが美味しそうに食べていると自分も食べてみたくなります。
気持ちにも段階があり、その段階を少しずつクリアーしていくと食べることの楽しさを覚え好き嫌いがなくなりました。
そんな子ども達の年に一度のお楽しみが、バイキングなのです。
楽しいことには、ルールが必ずあります。
※好きだからと言って同じものを独り占めしないこと。
※お皿に入れた食べ物は、残さず食べきること
これらの事が守れるようになった3学期最後のランチです。
どれから食べようかな(*^_^*) とても楽しそうです。
今日のメニュー
サンドイッチ・焼きそば・ミニドック・フライドポテト・カレー風味から揚げ・野菜サラダ・玉子サラダ・
バターコーン・みかんゼリー・チョコレートファウンテン(ケーキ・マシュマロ・バナナ)
子ども達の中では、何度もリピーターをして綺麗に無くなった焼きそばやミニドックの他、デザートを食べるために皿に入れた食べ物を早く食べようと頑張っている姿が見られました。今日は、お帰りのギリギリまでチョコレートファウンテンが長蛇の列をなしていました。
一年間、「美味しいね」と言いながら食べてくれてありがとうございました。
食材を献品してくださった保護者の方、本当に助かりました。ありがとうございました。