たのしいな
日付：2016/11/08

２学期の発表会の終わったこの時期は、様々なことが出来るようになったり、幼稚園生活も自分の過ごしやすいように思いのまま行動できるようになってきています。そして、一つのことを達成した充実感に満ち溢れて気持ちもゆったりとした状態で過ごしている時期です。

子ども達は、自分の好きな場所で好きなお友達と好きな遊びをしています。

でも、そんなことを言われても見ていないご家族の方にとっては、想像できませんよね。

最近は、年長さんを中心にホールの舞台に積み木を積み上げ、大きな家を作っていました。なんだか３匹の子豚の末っ子のレンガの家のようです。せっせと積み木を運び、きれいに並べていきます。時々、隣り同士がくっついていないために窓が出来てしまいます。

そこに、年中さんが「はい、お金だよ」とブロックを１つずつ渡してくれます。ここから新しい友達との遊びが始まれました。大家族には、ご近所さんが出来て関わりが増えていくのです。積み上げられた壁には、大きな敷物もかぶせられて興味を持ち始めた子ども達が「いーれーて」と加わってきました。

年少さんのお部屋では、運動会で使ったモンスターボールで遊んでいます。箱に入っていたボールを入れたり出したりしているうちに魚になって泳ぎ始めました。そこからオットセイが「ご飯頂戴」とボールをご飯に見立ててやってきます。遊びが次から次へと展開されていきますが、発想を楽しみ友達と一緒になって笑えることが大切ですね。

また、女の子は、食べ物屋さんをしています。ハサミやクレヨンを使ってピザを作ったり、オムライスを作ったり様々な食べ物をイメージして製作しています。この作ることは、年中、年少さんにも広がり自分一人でショルダーバックを作って遊びに使っています。

思い思いの遊びを友達に伝えて、共有して遊べる。人との関わりをとても大切にする人間関係が形成されてきています。遊びを通じてトラブルもありますが、その後に和解する気持ちが芽生えてきています。以前は、「だってさ、〇〇ちゃんが・・・」と相手を責めることが多く自分を癒してもらうことで精いっぱいでしたが、今は「さっきは、ごめんね」と許してもらえないことで困る姿が見られるようになりました。

これから、クリスマスに向って更に子ども達の成長を一緒に喜びたいですね。